医療健康分野の画像・情報処理に関する研究

我が国では、少子高齢化やそれに伴う経済縮小社会に移行しつつある状況の中で、労働人口の減少、社会保障費の増加、地方の医療・介護従事者高齢化によるサービス低下などが社会課題となっています。このような課題に取り組むためには、行政、医療等公共分野のデジタル化や、個人に関連する様々な情報のデジタル化を進め、蓄積されたデータをフル活用した新しい価値・サービスの創出や、デジタル技術を最大限活用したイノベーション・テクノロジーの社会実装をすすめることで社会全体の高度化を推進することが必要です。
我々は、各個人にとって最善となるヘルスケアを実現する上で重要となる、信頼できる医療データの生成・共有や蓄積された医療データを効率的に有効活用すると同時にそこで得られた知見を個々の患者に対して直接提供できる仕組みを構築する研究を進めています。
具体的な研究テーマとしては、内視鏡画像(RDI画像)のAIによるグレード判定や介護評価用ビデオ画像分析による要介護度予測AIの開発、データを暗号化したままで複数サーバ間で連携しAI処理を行う仕組みの開発などを進めています。